「東方輝針城体験版」やってみた - ノーライフ・ノーボム・ノーグレイズ

お久しぶりで御座います。
例大祭からもう1月近く経ちますが、実は会場へ行って東方輝針城の体験版を入手しておりました。

炎天下の中列に並んでようやく手に入れたのに、いざ家に帰ってインストールしてみたらWindowsXPじゃプレイ出来ない事が分かりまして、しばらくがっかりしたままでいたのですが、東方Wikiの方にXPでの暫定的な起動法が紹介されていまして、それを元に何とか遊べるようになりました。
なのでWebでの体験版ダウンロードが開始される前に色々と雑感を書いておこうと思います。
あ、ちなみにネタバレですので見たくない方はお気を付け下さい。

今作の目玉は何と言っても十六夜咲夜がプレイヤーキャラに返り咲いた事ですね。

初回プレイで使ってみましたけど、ナイフはチャージショット的な使い心地でした。
ただ個人的には神霊廟の妖夢よりかは使いやすい印象ですね。
チャージ中も通常弾を発射してくれるのが理由だと思います。
やっぱ攻撃は最大の防御なので、攻撃が止んじゃうのは不便でしたんで。
他のキャラは霊夢のお払い棒は自動で敵をぶん殴り続けたり、魔理沙の八卦炉はダーク♂スパークというレスリング的な印象を拭えないネーミングの必殺技を備えてたりで、二次で色々と面白いネタになりそうな要素が満載です。
今後に期待が持てますな。

さて、ここからは各ボスについて個別に語っていこうと思います。

チルノ

ステージ1が霧の湖だったので、出たりするんじゃないかなーと思っていましたが、いざ本当に出てきた時は開いた口がふさがりませんでした。
チルノは好きなキャラですし、こいつをメインにマンガを描いてもいますけど、何かここまでで出演回数多すぎじゃないかと思っちゃいましたね。
紅魔郷、妖々夢、花映塚、非想天則、妖精大戦争、そして輝針城と計6回の出演数なので、もうおりんりんの登場回数を超えちゃってますな。
と言うかここまで多くの作品に跨って登場しているのはこいつだけでしょうから、愛されてるんだなぁと心底思います。
今回はルナだと「アルティメットブリザード」という新スペカも使いますが、ネーミングセンスがチルノらしいです。
中二っぽいと言うか、馬鹿っぽいと言うか、良い感じで幼いですな。
あんまり出過ぎると反動で出されなくなりかねないので、今後もほどほどに活躍して欲しいものです。
描く側のプレッシャーもでかくなるので。

わかさぎ姫

1ボスは何と人魚でした。
今まで足が霊体のキャラとかは出てましたけど、下半身が人間じゃないキャラってのは初めてですな。
流石に人魚は人魚でも素っ裸で出すわけにはいかなかった様で、上半身には明治の女中さんみたいな服が着せられていました。
けど泳ぐ時邪魔じゃないかなとか、服が張り付いて気持ち悪くないのかなとか要らぬ心配を色々としてしまいます。
それと水辺でしか活動できないでしょうから、二次創作では色々と使い所に制限が出てしまうのが辛いですね。
何かスパロボにフルメタのトゥアハー・デ・ダナンが出た時並みのどうしよう感を感じてしまっています。
とりあえず同じ霧の湖繋がりでチルノや大妖精と関わらせるのが無難なんでしょうが、わかさぎという名前から水曜どうでしょうの氷上わかさぎ釣り対決ネタにも生かせそうです。
…まぁ、一発ネタではありますけどね。

赤蛮奇

2ボスは人里に住んでいると言うろくろ首でした。
東方の本編で人間の里らしき場所が描写される事自体初めてでしたが、それ以外にここに住んでいる妖怪が居ると言うのは意外でしたね。
まぁそれ言ったら上白沢慧音も妖怪ですんで、愕くほどの事ではないのかもしれませんが…。
でも余計なお世話かもしれませんが、こんな苗字も無い変な名前で里に住んでると、色々と怪しまれたり不便だったりしないんでしょうかね。
普段どうしてるのかちょっと気になります。
一応こいつはろくろ首ですが、所謂我々が想像する首の長いあの姿とは違って、頭がセパレートするワイヤレスなろくろ首なんだそうです。
しかも頭を切り離せるだけではなく、頭を5つや7つに分身させることも可能と言うパルスィもびっくりな前衛的なろくろ首です。
妖怪も時代に合わせて日々進化してるんですね。
頭だけと言うと東方界隈ではどうしても「ゆっくり」を連想してしまいます。
公式でゆっくりっぽいキャラクターが出てきた事で、二次創作にどんな影響を及ぼすのかが楽しみですが、何か大量に増えたゆっくり顔が空を飛んでいるのを想像すると、ドラッグオンドラグーンのBエンドとかを想起してしまいますな。
悪い方向に盛り上がらないか心配してます。

今泉影狼

ステージ3は何と迷いの竹林でした。
ここがまた登場してくるとは夢にも思いませんでしたが、ここで登場したボスも狼女という竹林に似つかわしくない種族だったので、二重に驚いてしまいました。
まぁでも狼男とかは満月を見て変身すると言いますし、永遠亭のあるこの場所とは決して縁が無いとは言えないのかもしれません。
しかしまぁ、公式獣耳ですか…。
これはあざといですね。
デザイン自体も非常に秀逸ですし、美人ですし、人気出そうな気が今からビンビンしております。
しかしこいつは毛深いという設定があるんですよね。
満月が近いときだけ毛深いのかもしれませんが、四六時中ボーボーだと美人として描きにくくなりそうです。
そうなるとやっぱネタとして使うのが良いんでしょうかね。
毛深いの気にして長袖着てるわけですし、ばれないように生活している様を描いたりするとぐっと来るかもしれません。
後はワーハクタク時の慧音や犬走椛と組ませて何かやらせてみたいですね。
あと鈴仙やてゐとかも。
それと音楽もカッコ良かったので、東方アレンジ方面での活躍にも期待したいです。

そんなわけで雑感でした。
輝針城は人外の宝庫なので、どのようにキャラ付けされていくのか色々と未知数ですな。
その反面使われ方が楽しみでもあります。
自分も色々と考えて行かないとなぁと思っています。
とりあえず夏コミが楽しみですね。