最近の作業用BGM


ファルコムスペシャルBOX 2004」です。
以前から「イースVI」のサントラが欲しいと思っていたんですが、一向に値下がりしないので諦めようと思った矢先にこの商品がある事を知って購入した次第です。
このボックスの中身は「風の伝説ザナドゥ」の復刻PC版とその完全版サントラに加え、イースVIのサントラが同梱されているという物でして、単品で買うより遥かにお得な品となっています。
しかも知名度が低いお陰かイースVIのサントラが現在2763円なのに対し、このスペシャルBOXは2190円というお値段でした。
つまり単品で買うよりもゲームやサントラが余計に付属している上に安いって事ですね。
こういうのを賢い買い物って言うんだろうと我ながら思います、はい。


で、今回このBOXを買った目当てはイースVIのサントラに収録されている「Mighty Obstacle」という曲です。
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「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」でも常連の有名曲ではありますが、自分はどうもゲームをやっていた時にこういう曲を聴いたという印象が無いんですよね。
あの当時はあまりゲーム音楽に興味がありませんでしたし、クリアに躍起になっていた事もあったんであまり余裕が無かったんだと思われます。
しかし他の曲を聴いた上で比較すると、この「Mighty Obstacle」は異端とも言える感じがして面白いですね。
と言うのもこのCDに収録されている音楽の大半がこれ以前のイースを意識したようなFM音源や打ち込みの音楽として製作されているにも関わらず、この1曲だけ生演奏の趣が強い訳ですから。
これはつまり今現在のjdkバンドが製作する生演奏のファルコム音楽との境界に位置する音楽と言い切って差し支えない物なんではなかろうかと思うわけです。
そういう観点から今日のファルコム音楽を語る上で無くてはならない記念碑的な1曲という事になるんではないかな、と。
こういう音楽をゲームをやっている当初に意識できなかったのは自分の不徳の致す所だと、今は恥じております。
やっぱファルコムの音楽は良いなぁ、ホント。
あとでザナドゥのCDも聴いてみようと思います。