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Brave Fencer 武蔵伝 ― オリジナル・サウンドトラック

Brave Fencer 武蔵伝 ― オリジナル・サウンドトラック


Brave Fencer 武蔵伝」のサントラです。
古本屋に入ったら2950円で売られていたので、思わず買っちゃいました。
結構レアですし、プレミア付いてますからね、これ。
少々値は張りましたが、良い買い物だったと思います。
で、このゲームの作曲者さんって関戸剛さんなんですね。
この頃からスクウェアに在籍しているとは知らなかったんで、ちょっと驚きました。
関戸さんと言うとラストレムナントの「Reversal!」とか、聖剣伝説4の「愚者の舞」とか、ミンサガの「熱情の律動」とか、ギターのイメージが凄く強いんですけど*1こういう元気な音楽も作れるんですね。
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今とのギャップにちょっと驚いたり、コンポーザーってのは色々な曲を作れないといけないんだなぁってのを肌で感じられて感慨深かったです。
個人的には「武蔵伝説」や「ゴンドラ・スター」がお気に入りです。
激し目の曲とかは戦闘シーンとか描いてる時に使いたいですね。
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ドラッグオンドラグーン2」のサントラです。
1の音楽が良かったので、2も買ってみました。
けど何と言うか、こちらは本当に別物の音楽に変わってしまった感じがありますね。
コンポーザーさんが変わったと言うのも何よりなんですが、音楽の方向性そのものが違ったように思います。
あのおどろおどろしくて破壊的な狂気の音色から、メロディアスで綺麗な物になりましたんで。
更に主題歌に中島美嘉さんを起用したりしているのも売れ線狙いな感じがして、DODらしくないとも思ってしまいました。
けど別に2の音楽が悪いと言っているわけではありません。
むしろ並のゲームサントラより良い出来だと断言させて頂きます。
交響詩『禁断の序曲』」なんて本当に凄いもんね。
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バイオリンの狂った感じとか、ちゃんと前作を意識しているなぁとも思いますし。
でも個人的には1の他者には決して真似の出来ないであろうオリジナリティと、そこでしか得られない独特の魅力には敵わなかったです。
逆を言えばDOD1を意識しなければ神作品とも言えるわけで、物が物だけに何とも皮肉な評価を付けざるを得ないのが自分としても心苦しいです。
ともかく1と2を並べてこれほど好き嫌いが分かれそうなゲーム音楽も無いと思いますので、一歩離れた所から見ると非常に面白くもありますね。
「尽きる」と2に収録されているアレンジバージョン辺りを人に聴き比べさせてみて、どっちが好みかを聞くと端的に相性が分かりそうです。
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多分ウチのボスは…、1の方が好みなんでしょうね。
オレと同じで。

*1:関戸さんはギタリストとしても有名で、上記の3曲のエレキ、アコギは全て同氏が演奏されています。